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加入8年、苦難の時乗り越え…「おやじ」米津は号泣

[ 2011年11月13日 12:08 ]

<INAC神戸・AS狭山>優勝を決め、セレモニーで喜びの表情を見せる沢(前列左から2人目)、川澄(同4人目)らINAC神戸の選手たち

なでしこリーグ・第17節 INAC神戸4―0AS狭山

(11月12日 ホームズ)
 関西リーグ時代を唯一知るINAC神戸のFW米津の目に涙だ。「一緒にやってきた選手やスタッフの顔が浮かんだ」とたまらず号泣。いまや全員が実質プロ選手だが、米津が入団した04年当時はボーリング場で受け付け業務をするなど仕事と両立していた。

 苦難の時を乗り越え、競争の激しくなった今季は後半戦でスタメンの座をつかむなど活躍。風貌から「おやじ」の愛称を持つ31歳は「今日も途中で代えられたし、まだまだがんばらないと」とさらなる飛躍を誓った。

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