鹿島“黄金世代”小笠原&本山に契約延長オファー

[ 2011年11月1日 06:00 ]

 鹿島が、今季限りで契約の切れるMF小笠原満男(32)、MF本山雅志(32)に契約延長オファーを出す方針を固めたことが31日、分かった。戦力としてはもちろん、常勝のDNAを若手に継承する役割にも期待している。GK曽ケ端準(32)、DF中田浩二(32)、DF新井場徹(32)は来季も契約を残しており、リーグタイトル奪還とアジア制覇に向けて12年シーズンも黄金世代がフル回転する。

 常勝軍団の地位をより確固たるものにするために、来季も黄金世代の存在は欠かせない。9年ぶりのナビスコ杯制覇の余韻が残る中、鹿島幹部は「小笠原も本山もまだまだやってもらわないと困る。もちろん契約を延長する方向で考えている」と明かした。今季限りで契約の切れる小笠原、本山との契約延長交渉は、早ければ今月中にもスタートする見通しだ。

 今季の小笠原は東日本大震災直後のシーズン序盤は調子を落としたが、中盤以降は不動のボランチとして君臨。セリエAメッシーナから復帰した07年以降は「保険をかけたくない」と単年契約を続けており、来季も1年契約を延長する可能性が高い。本山は今季ここまでリーグ9試合の出場にとどまっているが、10月9日のナビスコ杯準決勝・名古屋戦で決勝弾をアシストするなど能力の高さは健在。こちらも単年契約が提示される見通しだ。

 曽ケ端、中田、新井場は来季も契約を残しており、12年シーズンも79年生まれの5人がチームに残留することが濃厚だ。今季チームはFW大迫やMF柴崎ら若手が台頭。流通経大のU―22日本代表MF山村の来季加入が内定するなど有望な若手が多い。クラブは世代交代を進める中で、ベテランの経験値や練習に対する姿勢が若手の成長を促すことにも期待している。今季はリーグ優勝の可能性が消滅し、ACLも16強敗退。3季ぶりのリーグタイトル奪還と悲願のアジア制覇に向けて、黄金世代が老け込むのは、まだ早い。

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