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なでしこ帰国…宮間 視線はリーグ戦「敵同士で切磋琢磨を」

[ 2011年9月12日 17:05 ]

中国から帰国し、出迎えのファンらに笑顔を見せる(手前左から)宮間、大野、沢らサッカー女子日本代表の選手たち。大野の後ろは佐々木監督

 来年のロンドン五輪出場権を獲得したサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」が12日、成田空港に帰国。空港では約500人のファンや約100人の報道陣が出迎え、3大会連続4度目の五輪出場決定を祝福した。

 主将の沢(INAC)ら選手は一様に笑顔で、佐々木則夫監督は落ち着いた表情だった。11日の中国戦で右膝を痛めた丸山(千葉)は車いす姿。安藤(デュイスブルク)ら4人は帰国せず、中国から所属クラブのある欧州に向かった。

 年内の代表活動はない見込みで、宮間(岡山湯郷)が「またクラブに戻って、敵同士になるので切磋琢磨できればいい」と話したように、今後は23日に再開するプレナスなでしこリーグなどで各選手は五輪代表入りへアピールを続ける。

 再開初戦では、代表主将の沢や川澄ら今回の代表7人が所属する首位のINACが23日にアウェーで千葉と顔を合わせる。23日は新潟―岡山湯郷、24日にAS狭山―浦和、25日に伊賀―日テレがある。リーグ戦は11月20日に最終節を迎える。

 また12月3日には女子のチーム日本一を決める全日本女子選手権が開幕する。男子の天皇杯全日本選手権と同じ来年1月1日に決勝が行われる。

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