柏サポーター傷害容疑で逮捕　過去にも処分受ける

　柏サポーター同士のトラブルで、千葉県警柏署は５日、傷害容疑で東京都荒川区の会社員永井良蔵容疑者（２９）を逮捕した。同署によると「殴っていない」と否認している。

　逮捕容疑は７月１６日の川崎Ｆ戦の試合前に等々力陸上競技場の応援席で柏市の男性会社員（４２）に「けんかを売りに来たのか」などと因縁を付け、顔を数回殴り３週間のケガをさせた疑い。同容疑者は０５年４月２３日の名古戦で起きた１００人以上の乱闘事件の際にも逮捕された１１人のうちの１人として無期限入場禁止の処分をクラブから受けていた。クラブ関係者は「今回で２回目。厳しい処分を考えたい」と話した。