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U―19日本代表の秘密兵器 當間リーグ初先発

[ 2010年10月15日 06:00 ]

湘南戦でリーグ初先発することになった當間

 関塚ジャパンの秘密兵器、鹿島のU―21日本代表DF當間建文(21)が16日の湘南戦でリーグ戦デビューを果たす。

 14日の紅白戦ではレギュラー組の右サイドバックでプレー。今季7試合でベンチ入りしているが、出場機会はない。新井場が出場停止のため巡ってきたチャンスに、當間は「いつも通りやります。頑張ります」と緊張の面持ちで話した。
 昨年からU―20日本代表に招集されており、11月のアジア大会のメンバーにも選ばれた。高い身体能力で1対1に強くセンターバックもこなすが、攻撃力も併せ持っており、主将のMF小笠原も「今までやってることをやれば大丈夫」と太鼓判を押す。
 紅白戦ではMF中田らから細かい指示を受けていた當間は、「上がるタイミングとか、守備のこととか、やりたいようにやれと言われている」と話した。「これを続けることが大事」とコンスタントにJリーグに出場して、関塚ジャパンの右翼の定位置奪取も狙う。

 ◆當間 建文(とうま・たけふみ)1989年(平元)3月21日、沖縄県生まれの21歳。東海大五時代は3年時の全国高校総体で8強入り。07年に鹿島に入団。U―18から日本代表に選ばれている。1メートル78、72キロ。利き足は右。

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2010年10月15日のニュース