鄭大世２発デビューで６カ月ぶり歓喜呼んだ

＜ボーフム・１８６０ミュンヘン＞後半、相手選手と競り合う鄭大世

　【ボーフム３―２　１８６０ミュンヘン】川崎Ｆからドイツ２部ボーフムへ移籍したＦＷ鄭大世（２６）は２３日、今季開幕戦のホームでの１８６０ミュンヘン戦にフル出場し、２点を挙げて３―２の勝利に貢献した。２トップの一角に入った鄭大世は１―１の前半３８分に頭で勝ち越し点を奪い、後半１分にも右ＣＫに頭で合わせた。

　鮮やかな２発でデビュー戦を飾った鄭大世は「２点取れたことはうれしいが、３点目も取れていた」とどん欲に話した。この活躍に地元紙のビルトも「鄭大世は良いサッカーを見せて多くの喝采を浴び、ボーフムに６カ月ぶりのホームでの勝利を運んだ。鄭大世がボーフムに歓喜をもたらした」と高評価を与えていた。（ボーフム・三村祐輔通信員）