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誠心誠意当たっている…難航理由は「いろんな要素」

[ 2010年8月24日 20:44 ]

 厳しい質問が飛ぶ中、交渉責任者の原委員長は時折笑みも浮かべながら答えた。

 ―選考基準は。
 「W杯で日本はよくやった。でも、もうワンランク引き上げ、日本をリスペクト(尊敬)し、日本人らしさを生かしてくれる人を連れてきたい」
 ―ここまで長引いている理由は。
 「日本に4年、または2年住むという決断や家族のこと、コーチのことなどいろんな要素がある。日本に来ると、欧州でのキャリアが終わってしまうと考えた人もいる」
 ―現在の状況は。
 「すべての条件を話して、あとは相手の家族などの決断という人もいる。最終提示までいっていない人もいる。何人とは言いにくいが、実績のある人に誠心誠意当たっている」
 ―今後、うまくいく保証はあるのか。
 「交渉ごとなので内容を伝えることはできないが、決められるように全力でいきたい」
 ―駄目だったときに責任は取るのか。
 「今考えているのは、いい監督を連れて来ることだけ。駄目だったときのことは言えない」

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2010年8月24日のニュース