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名古屋4連勝!闘莉王、玉田で首位奪う

[ 2010年8月14日 22:51 ]

 【名古屋3―1浦和】前半、名古屋は守備ラインが下がり、空いたスペースを浦和に自由に使われた。守勢に回ったが、楢崎ら守備陣の踏ん張りで何とか0―0で折り返した。

 そんな悪い流れを断ち切ったのは、またもこの男だった。後半9分、マギヌンの右クロスを闘莉王が頭で押し込み、2試合連続得点。「ボールが良かったし、一発で仕留めなきゃいけなかった」。昨季まで所属していた古巣に痛烈な恩返しをした。
 闘莉王が決めると名古屋の攻撃は一気に活性化する。同点とされた後の後半34分には、ケネディのシュートからのこぼれ球を玉田がけり込んで再びリード。「気持ち的に乗っていけた」という背番号11はそのわずか4分後、ケネディのパスで抜け出して冷静にゴール左へ決め、4試合ぶりの2得点。玉田は「内容も伴っていたし、勝ててよかった」とほおを緩めた。
 清水が敗れ、4連勝で今季初めて首位に立った。それでもストイコビッチ監督は「まだタイトルを取ったわけではないので、満足していない」と気を引き締める。リーグ戦はまだ5合目をすぎたばかり。いまだ到達していない山の頂を目指し、名古屋は歩を進める。

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2010年8月14日のニュース