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長友が攻守に結果、石川は…FC東京の代表候補は明暗

[ 2010年5月9日 20:15 ]

<山形―FC東京>後半、ドリブルで攻め込むFC東京・長友

 【FC東京3―0山形】ワールドカップ(W杯)の日本代表発表を翌日に控え、候補を多く抱えるFC東京は試合に集中できるか懸念もされた。だが、悩んできた決定力不足がうそのように得点を重ねて快勝。リーグ戦で3月28日以来の白星を挙げ、悲壮感も漂ったチームに笑顔が戻った。

 前半から何度もサイドを駆け上がった長友は守備でも終盤、長谷川、田代の高さを生かそうとした山形のロングボールを連係して封じた。攻守に好結果を出し「きょうは喜んで、あした(10日)からは気持ちを引き締める」と充実の表情。
 石川は持ち味のドリブル突破の場面はなかった。今季11試合で無得点だが「代表のことは一切考えなかった。なるようになるので、受け入れて次に進みたい」と笑顔で答えた。
 選手たちと対照的に城福監督は厳しい表情。「ここ数試合で味わった悔しさはこんなものでは晴れない」と反転攻勢を誓った。

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2010年5月9日のニュース