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鬼武チェアマンも絶賛!山形、攻守かみ合い快勝

[ 2009年4月29日 19:07 ]

大宮―山形 前半13分、2点目を決め、古橋(右)と抱き合い喜ぶ山形・長谷川

 【山形3-0大宮】山形は攻守ががっちりとかみ合って快勝。勝ち点を14に伸ばし、しっかり上位に踏みとどまった。

 攻撃の殊勲者は2得点した長谷川だ。試合開始早々、右からのスローインで古橋が低めのクロスを出し、長谷川が頭で合わせて先制。前半13分、今度はシュートのこぼれ球に素早く反応し、押し込んだ。後半にも果敢にゴールを狙った長谷川は「もう1点ほしかったけど…。でも、最初の好機で得点して優位に立てたのは大きかった」と照れくさそうに話した。
 リーグ戦8試合で5得点のエースに対し、小林監督は「チャンスが来るのを自覚して、いい準備をしている」と褒め、2トップの一角の古橋は「しっかりキープしてくれるのでやりやすい」と持ち上げた。
 GK清水を軸にした守備も光った。サイドから崩されても中央突破は許さず、清水も好セーブを連発した。指揮官は「節目節目でシミケン(清水)の活躍があった」と勝因に挙げた。
 J1初昇格のチームが伸び伸びとプレーする姿を目の当たりにしたJリーグの鬼武チェアマンも「やればできるということ。J2のチームにもいい影響を与える」と絶賛。山形の快進撃がうれしそうだった。

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2009年4月29日のニュース