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FIFAがトップ選手に抜き打ち検査計画

[ 2009年4月29日 15:24 ]

 国際サッカー連盟(FIFA)は28日、世界反ドーピング機関(WADA)の同意を得て独自に策定したトップレベルの選手などを対象としたドーピング検査計画を発表した。

 故障や出場停止処分のため長期間試合に出ていない選手、国際試合に出場する選手らがドーピングについてリスクが高いと判断し、抜き打ち検査の対象となる。長期間試合に出場していない選手は検査実施のため、1日につき1時間の居場所情報の提供をしなければならない。
 2010年ワールドカップ(W杯)のテスト大会を兼ねて6月に南アフリカで開催されるコンフェデレーションズカップのほか、世界の各大陸で実施中の10年W杯予選、9月から開催されるU―20(20歳以下)W杯などでも抜き打ち検査が行われる。
 FIFAは「世界で最もポピュラーなスポーツにあって、効果的で効率的な反ドーピングのプログラム」としている。(共同)

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2009年4月29日のニュース