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背水・岡田監督、負傷中の稲本追加招集も

[ 2008年11月7日 06:00 ]

メンバー発表で意気込みを語る岡田監督

 崖っ縁の岡田監督がなりふり構わぬ選考を行った。岡田ジャパンは過去4度、海外遠征を行っているが、2月の東アジア選手権、3月のバーレーン戦は21人、6月のオマーン戦→タイ戦は24人、9月のバーレーン戦は23人で現地入りした。それを上回る25人の大所帯。「故障者が出たらカタールに呼ぶのは難しい。状況を考えて多めにした」。10月のウズベキスタン戦で引き分けに終わり、カタールに負ければ解任が濃厚となるだけに、数にモノを言わせる手段に出た。

 さらに左太腿裏肉離れのMF稲本の追加招集まで検討中。「ハムストリング(太腿裏)は再発の可能性が高い。リスクは高いが、15日(ドルトムント戦)に万全でできるなら入れる可能性がある」。ランニングを開始したばかりの稲本まで候補に挙げた。

 カタール戦に向けては「ウズベキスタン戦ではボールが動いたが人は動かなかった。われわれは走り勝たないといけない」と、これまでは不十分だったハードワークの徹底を命じる方針を示していた。

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2008年11月7日のニュース