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バルサ屈辱…24年ぶりクラシコ2敗

[ 2008年5月9日 06:00 ]

花道をつくってレアルイレブンを迎えるバルセロナの選手たち

 スペインのリーガエスパニョーラ第36節の9試合が7日に行われ、バルセロナはレアル・マドリードに1―4で敗れ、3位以下が確定。前節5位サンタンデルが敗れて4位以上に与えられる欧州CL出場権は確保したが、来季は6季ぶりに予選からの出場になる。ウエルバを破ったビジャレアルは2位が決まった。

 アウェーで王者レアルが相手とはいえ4失点の完敗。ホームで敗れた昨年12月に続く連敗となり「クラシコ」と呼ばれる伝統の一戦でのシーズン2敗は84年以来の屈辱だ。GKバルデスは「早く忘れたい夜」と振り返った。慣例とはいえ、開始前には前節で優勝を決めたチームに花道をつくって拍手で迎えるという屈辱を強いられ、試合も終了間際に1点を返すのがやっと。今季限りでの退団が決まっているライカールト監督は「すべてが裏目に出た」と渋い表情だった。

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2008年5月9日のニュース