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“キング”アマラオ氏が映画になる

[ 2008年5月9日 06:00 ]

 サポーターから絶大な人気を誇った元FC東京のFWアマラオ氏(41)の自伝映画「KING OF TOKYO(仮称)」が製作されることになった。今年はブラジル移民100周年に当たるため、記念事業の一環として外務省の認可を受けて製作される。今秋公開予定だが、日本だけでなくブラジルでも上映予定で字幕製作の準備も同時に進められている。

 内容はブラジルでは無名の存在だったアマラオ氏が、なぜサポーターから愛される存在となったかを多くのサッカー関係者が証言するドキュメンタリー。すでに日本サッカー協会の川淵キャプテンや東京Vのラモス常務などの“出演”が決定している。

 これまでサッカー選手が映画に出演した例は数例あるが、自伝映画の製作となると世界的に見ても異例中の異例。現在はJFAアンバサダーを務めているアマラオ氏は「こんなことになるとは夢にも思っていなかった。幸せです」と話している。なお、11日には味の素スタジアムでJリーグ史上初のサポーター企画による同氏の引退試合が行われる。

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2008年5月9日のニュース