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森島やっとハットでホッとした

[ 2008年2月24日 06:00 ]

練習試合でゴールを決める森島(右)

 米国遠征中のU―23日本代表は22日、ロサンゼルス郊外フラートンでカリフォルニア州立大フラートン校と練習試合を行い、6―0で大勝した。後半から出場したFW森島康仁(20=J2C大阪)はハットトリックを決めて生き残りをアピール。14分に左クロスを右足ボレーで決め、25分には強烈な左足ミドル弾、44分にはダイビングヘッドで決めた。山崎、平山、李とFW陣が結果を残す中、この日までの2試合(出場135分)で無得点だっただけに「やっと決まったという感じ。ちょっとホッとしました」と胸をなで下ろした。

 ただ、カリフォルニア州立大フラートン校は大学2部相当のリーグで198チーム中70位という格下。今遠征では4戦全勝となったが、いずれも実力差はありあり。U―23メキシコ代表との対戦が消滅するなど遠征前のマッチメーク難航が響いた形で、反町監督も「これから強いチームとやってどれだけできるか」と納得していない。チームは24日に帰国するが、山崎、香川の台頭など収穫があった一方で、物足りなさも残る12日間だった。(フラートン・木本新也)

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2008年2月24日のニュース