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俊輔不在も…遠藤&憲剛で4発演出

[ 2008年2月7日 06:00 ]

 【日本4―1タイ】左右のMFを務めた遠藤と中村憲が、2人で4得点すべてを演出。中村憲は「結果は4―1だけど、これからこういう難しい試合が続くんだなと思った。それを経験できたのは大きい」と収穫を口にした。

 先制点は遠藤だった。前半21分、ゴール正面右、約25メートルのFKを左隅に沈めた。「GKが動くと予想して反対に蹴った」と自画自賛した一撃。後半ロスタイムには左CKで巻のダメ押し弾をアシストした。中村憲も負けていない。後半9分、相手クリアを左足に当てて大久保のゴールをアシスト。21分には左サイドでのFKをファーの中沢の頭にピンポイントで合わせた。

 セルティックMF中村を欠いた一戦。セットプレーの威力低下を懸念する声もあったが、杞(き)憂に終わった。中村憲が「引いた相手をきれいに崩すのは難しい」と言うように、格下相手のアジア予選ではセットプレーが大きなポイントになる。「サイドを突破できればチャンスになるし、ファウルで止められてもチャンスになる」と中村憲。初戦で得たセットプレーへの自信は今後に向けても好材料だ。

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2008年2月7日のニュース