【飯塚オート SG日本選手権】新井日和 初日8着から逆襲の準決入り 時計の“個性”つかんだ

[ 2025年11月2日 07:22 ]

準決勝戦進出を決めた新井日和は練習中のバイクにつけるネームプレートを手に笑み
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 飯塚オートのSG「第57回日本選手権オートレース」は5日目を迎える。

 4日目12R、新井日和(22=伊勢崎)はスタートを決めていきなり先頭。勝った有吉辰也には早々とかわされ、浜松のベテラン、木村武之にもパスされたが、懸命の踏ん張りで3着。予選を突破した。

 「うれしいです。行くしかなかったので1コーナーは死ぬ気で回りました。強い選手ばかりで周囲からの圧がすごいのですが何とかなりました」

 初日8着で心が折れかけたが、そこから上位着順を重ねてきた。「エンジンの状態はつかめている。有吉さんのように大きく回ったら、やられる。このエンジンなりに回って、うまくいっています」。激戦の中にあっても我を失うことなく、冷静に運べている。

 この飯塚でスタートを上手に切る秘けつをつかんだと話す。大時計の文字盤の柄、その中のある地点に針が到達したら発進。同じ場所でスタートさせても伊勢崎ではフライングだが、飯塚ではセーフになるという。

 「時計にも個性があるようです。何だか中学、高校の時以来、一生懸命勉強している気分」。感性に任せるタイプと思われがちな新井だが、経験を重ねることで、根拠に基づいた走りを加えるようになった。これが成長の要因だ。

 「エンジンのベースは悪くない。気候に合わせて調整したい」。準決9Rは8枠からの発進だが、時計が見やすいという意味では新井の味方になるかもしれない。

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