【大村ボート SGオーシャンカップ】坂元真一の“超イイ値”は椎名豊 風は三たび上州から吹く

[ 2024年7月28日 04:30 ]

坂元は椎名豊の笑顔に懸ける(撮影・中辻 颯太)
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 ボートレース大村のSG「第29回オーシャンカップ」が優勝戦を迎える。超イイ値担当の坂元記者は椎名豊に注目した。今年のSG戦線は群馬勢が主役。この流れに乗って2年ぶり2度目のSG制覇を同じタイトルで飾るか。

 値千金の差しだった。準優勝戦10R、3コース発進の椎名はスタートで後手に回ったが、1マークまでに伸び返し握りマイ。バックは3番手も、内に2艇いる際どい位置だった。

 しかし、2マークでスピードに乗った差しを決め、先行する瓜生を捉えた。2周1マークで外を回る瓜生をけん制。うまく回って2着。優出を確定させた。

 Cランクの73号機。前検でいい感触はなかったが、初日に直線系を仕上げ、さらに上積みにも成功した。予選は6コースが2回あったにもかかわらず8位で通過。「準優勝戦も瓜生さんをつかまえたので良かったと思います。出足や回り足も問題なかった」。Vを狙える足になっている。

 優勝した22年7月の尼崎オーシャンカップ以来、2度目のSG優出。夏場は強いかと思いきや「夏は苦手だし、水面との相性だと思います」。その言葉通り、大村では4優出3Vと抜群の勝負強さだ。しかもオーシャンカップは複数回優勝が多いタイトル。期待が高まる。

 群馬勢の勢いも見逃せない。今年はクラシックを毒島、オールスターを土屋が制覇。「先輩方が頑張って、いい流れをつくってくれている」と話す。同郷の椎名もこの流れに乗りたい。さあ、次は俺の番。熱い気持ちで優勝だけを狙う。

 【坂元の買い目】優勝戦12R。椎名がスリットから伸ばして捲り差し。山口と好勝負に。<5>=<1>流し。

 ◇坂元 真一(さかもと・しんいち)元72期ボートレーサー。28日からは休みなしで高橋記者と若松ミッドナイト。疲れに負けず頑張ります!

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