【松戸競輪 ガールズケイリンフェスティバル 前検日】大会初制覇を目指す児玉碧衣「出し切ることを意識」

[ 2024年7月12日 17:16 ]

実績でリードする児玉碧衣
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 令和6年能登半島地震復興支援競輪・G2「第20回サマーナイトフェスティバル」(優勝賞金1570万円)、「ガールズケイリンフェスティバル2024」(同340万円)が、13日から3日間、松戸競輪場で開催される。初日1~3Rで予選1が争われるガールズは、優勝候補筆頭の児玉碧衣(29=福岡・108期)が2Rに登場。大会初制覇へ向けて白星スタートを目指す。

 豪華メンバーがそろった前回の小倉F2。児玉は今回も参戦する石井貴子、尾崎睦、山原さくらの実力者を相手に豪快な捲りで3連勝を飾った。好調キープで松戸に乗り込んだと思いきや「前回は結果、完全優勝だけど…」と切り出し「初日から自転車と体がかみ合っていなかった」と感触を明かした。

 原因は何か。児玉は「体の問題だと思う。背中の硬さが気になっている」と語り「疲労なのか何なのか。ベッドが合ってないのか。まだ29歳なんですけど(笑い)。その辺で神経質になっているのかな」と思い当たる理由を挙げ、状態面を説明した。

 違和感を取り除くために中4日は「毎日ケア」をしてきたそうで「初日にうまくかみ合ってくれれば」と願うような表情。「違和感がある中で前回の最終日は(上がり)11秒8が出てましたし自信になったので、その自信を持って頑張りたい」と前を向いた。

 今回の舞台となる松戸は19年5月ガールズケイリンコレクションを制した地。一方で、昨年10月のオールガールズクラシックでは佐藤水菜に、22年6月の4日制シリーズでは日野未来に苦杯をなめている。

 「松戸は優勝したこともあるし、負けたこともある。力を出し切れば結果がついてくるので、出し切ることを意識して頑張りたい」。数々のタイトルを総なめにしている児玉が唯一、手にしていない大会が「ガールズケイリンフェスティバル」。夏の女王を目指す3日間が始まる。

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