【フローラS】バロネッサ成長実感!ラスト1F11秒1、津村「体力ありそうで2000メートル大丈夫」

[ 2024年4月19日 05:28 ]

ウッドチップコース、併せ馬で追い切るバロネッサ(右)(撮影・郡司修)
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 オークスTR「第59回フローラS」(21日、東京)の出走馬が18日に確定。バロネッサはメンバー唯一の木曜追いで態勢を整えた。1歳上の半兄ドゥラエレーデは芝の2歳王者に輝き、現在はダート戦線でも活躍中の異色の二刀流。妹も出世を予感させる雰囲気が漂っている。

 おなじみとなったタナパク厩舎の木曜追い。整然と並んで馬場入りする一団にバロネッサがいた。兄ドゥラエレーデ、伯父サトノダイヤモンド。体を流れる名血は気品ある立ち姿に表れている。

 初コンビの津村が騎乗した追い切りはアイベラ(4歳未勝利)を5馬身先行させる形。向正面で頭を上げるしぐさを見せたが、すぐに折り合った。楽な手応えで並びかけ、直線は内から半馬身前に出た。5F65秒4~1F11秒1。鞍上は「2週連続で乗って感覚はつかめたし、反応も良かった。体力がありそうでコントロールも難しくない。2000メートルは大丈夫」と高く評価した。

 厩舎も重賞初挑戦を前に確かな手応えを感じている。山崎助手が「成長著しい」と断言するのは精神面。「過敏でリアクションが大きい」気性で入厩当初は厩舎の外で人を乗せることもままならなかった。パドックで騎手を振り落としたこともある。丁寧に時間をかけ、手塩をかけて競走馬としてステップアップさせてきた。「一つ一つ課題を克服しながら。ゲートでは他の馬が出るのを待っていたが、(3戦目で)しっかり出たのも成長の証」。初勝利まで3戦を要したが、潜在能力の高さを疑う余地はなし。「ストライドがとても大きく、立ち姿が奇麗でいい顔をしている。大きな舞台へ行くべき馬だと思っている」と力強い言葉を並べた。

 前走は東京9Fで1分46秒2の好時計V。同日に行われた3勝クラス初音S(コンクシェル=1分45秒5)の3着相当で、共同通信杯(ジャスティンミラノ=1分48秒0)より速かった。津村は「開幕週のいい馬場で走れるのはいい。後ろからというよりはある程度の位置で持久力を生かした競馬ができれば」と再度の先行押し切りをイメージしている。花、春、豊穣(ほうじょう)をつかさどる女神の名を冠したG2で、名血に裏付けされた才能が花開く。

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