【六甲S】吉村誠之助 メインレースでのJRA初勝利「周りの方が声をかけてくれて勝ったと」

[ 2024年3月25日 05:13 ]

吉村誠之助
Photo By スポニチ

 阪神11R・六甲Sは今月デビューした吉村誠之助(18=清水久)騎乗の9番人気ボルザコフスキー(牡5=清水久、父キズナ)が、内を突いて上がり最速となる3F34秒2で差し切りV。ゴール前、ワールドウインズに迫られながらも鼻差(20センチ弱)の大接戦をものにした。

 メインレースでのJRA初勝利(通算34戦目)は競馬学校卒業生に限れば89年小池隆生、93年伊藤直人、94年幸英明、97年武幸四郎、02年鈴木慶太以来、6人目の記録となった。

 吉村は「道中で少し抑えられないところはありましたが、馬がよく頑張ってくれました。ゴールの瞬間は(勝利を)確信できませんでしたが、周りの方が声をかけてくれて勝ったと思いました。初勝利に時間はかかりましたが、いい馬を用意してくれた関係者の方々に感謝しています」と笑顔を見せた。

 兵庫の名手である父・智洋は「勝つまでは…と思って、ずっと競馬場で見ていましたが来週から来なくていいですね(笑い)。技術的にはまだまだですが(このレースは)ほぼ完璧に騎乗できていたと思います」と息子を褒めた。

続きを表示

「2024 ヴィクトリアM」特集記事

「京王杯SC」特集記事

2024年3月25日のニュース