【弥生賞】ダノンエアズロック 堀厩舎ダービー連覇へ“タスティエーラの道”

[ 2024年2月27日 05:30 ]

Road to Classic

ダノンエアズロックの追い切りに騎乗するキング(撮影・村上 大輔)
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 名門・堀厩舎がダービー連覇の夢を託す期待馬だ。皐月賞切符を懸け「第61回弥生賞ディープインパクト記念」(3着まで皐月賞優先出走権)にダノンエアズロックが出走する。22年セレクトセールにおいて4億9500万円(税込み)で落札された血統馬は、期待通りに新馬、アイビーSと無傷2連勝。レイチェル・キング(33)との新コンビで重賞獲りに挑む。

 ダノンエアズロックは新馬、アイビーSともセンスあふれる走りで勝ち上がった。いずれも好スタートを切り、すんなり好位で折り合い、きっちり直線で抜け出した。前走アイビーSは1分48秒2の決着で目立つ時計ではなかったが、上がり3Fは32秒7の鋭脚。3着に下したレガレイラがその後にホープフルSを勝っており、レースレベルは高かった。騎乗したモレイラも「少頭数でスローな展開でしたが、よく折り合ってくれました。賢い馬でポテンシャルがある。将来が楽しみ」と高く評価した。

 今回コンビを組むキングが22日の1週前追いに騎乗してコンタクトを取った。雨で湿ったWコースは重馬場だったが、5F64秒9~1F11秒1でダイナミックに末脚を伸ばした。キングは「気分良さそうに走っていた。いい状態でレースに向かえそうです。品があってハイクラスの馬と感じました。レースで乗るのがとても楽しみになりました」と絶賛していた。

 実際、短期間に大きな成長を遂げている。466キロでデビューした新馬戦から4カ月半ぶりの出走だった前走はプラス20キロで出走。そこから4カ月空いた今回はさらにプラス体重で出走することになりそう。堀師は「今回も20キロ近く増えていて、1週前追い後の馬体重は499キロです。状態を把握しながら順調に仕上がっています」と言う。自身が管理して日本、香港でG1を6勝したモーリスの産駒だけに名伯楽の思い入れは強い。「モーリス産駒なので、気持ちの高ぶりには気を使っています。直前の追い切りはもう微調整程度でいいでしょう」と確かな手応えを得ている。

 昨年も堀厩舎のタスティエーラがこのレースを勝ち、その後ダービーも制して世代の頂点に立った。2年連続ダービー制覇の夢へ向け、ダノンエアズロックがまずは皐月賞切符を手に入れる。

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