【船橋・マリーンC】ペルアア 3連勝で初戴冠!5馬身差圧倒

[ 2023年4月13日 05:00 ]

マリーンCを圧勝したペルアア
Photo By スポニチ

 牝馬限定の中央交流重賞「第27回マリーンC」が12日、船橋競馬場で行われた。1番人気のペルアアが直線2番手から抜け出し優勝、重賞初制覇を飾った。

 JRAの2勝、3勝クラスを連勝した勢いを買われて単勝1・5倍の圧倒的支持。そのファンの目を証明するかのようなレースぶりだった。スタートから飛ばして行くチェイスザドリームを視界に捉えるとすんなり外の2番手をキープ。グイグイ引っ張って後続を引き離すペースだったが持ったまま追走した。4角でチェイスの外に馬体を並べ、直線に入ってすぐさまゴーサインを送ると一気に先頭へ。後はマイペースで走り抜け、ゴールしてみれば5馬身差の圧勝だった。

 手綱を取った岩田望は「繊細なところがある馬で返し馬から気を使いながら乗っていた。レースは流れてくれたし手応えも良かったので直線はこれなら伸びると思っていた。本当に強かったし、これからもタイトルを狙っていきたい」と満足そうな表情でレースを振り返った。野中師は今後について「賞金を加算しないといけないので地方の牝馬限定の交流重賞を選択するのが現実的」と話す。今年の牝馬ダート路線に新星が誕生したのは間違いない。

 ◆ペルアア 父アメリカンファラオ 母ノーミー(母の父シティジップ) 牝4歳 栗東・野中賢二厩舎 馬主・カナヤマホールディングス 生産者・米国ザヤットステーブルスLLC 戦績8戦5勝(南関東1戦1勝) 総獲得賞金8843万2000円。

続きを表示

2023年4月13日のニュース