【ゴドルフィンマイル】バスラットレオン連覇ならず…ウインカーネリアン6着、ラウダシオン11着

[ 2023年3月26日 05:05 ]

ゴドルフィンマイルを圧勝したアイソレイト(右)。日本馬最先着バスラットレオンは4着(右から2頭目)、ウインカーネリアン(右から4頭目)は6着
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 日本馬の先陣を切ったG2ゴドルフィンマイルは、連覇の懸かるバスラットレオン(牡5=矢作)が2番手からレースを進めたものの4着。ウインカーネリアン(牡6=鹿戸)も見せ場をつくったが6着。ラウダシオン(牡6=斉藤崇)は11着だった。

 米国からの移籍馬で、距離延長でこのレースに臨んだ地元UAEのアイソレート(セン5=ワトソン、父マークヴァレスキー)がスプリント経験を生かしてハナへ。バスラットレオンが2番手で追走、ウインカーネリアンも好位から前を追う形。日本馬2頭が食い下がったが、アイソレートが二枚腰で振り切る。追走したバスラットレオンとウインカーネリアンは残り100メートルで後続の差し馬勢にのみ込まれたが、その末脚も先頭には届かず。アイソレートが押し切り、重賞初制覇を果たした。通算15戦7勝。連覇に挑んだバスラットレオンは4着。矢作師は「理想はハナに行きたかったね。そういう競馬が続いていたから。勝った馬が強かったということ。それでも追いかけて勝ちにいった。最後は止まったが、勝ちにいったぶんの4着。馬の状態も良かったし、やりたい競馬の一つはできていた」と振り返った。6着ウインカーネリアンの鹿戸師は「積極的な競馬はできたからね。このレースに向けて力を合わせて、いい方向に持ってこられた。この経験を生かしたい」と前を向いた。ラウダシオンは流れに乗りきれず11着だった。

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2023年3月26日のニュース