渾身1分50秒で1億3000万円稼いだ吉田豊　使い道は「ゆっくり考えたい」レース前は車購入プランも

パンサラッサでサウジカップを制した吉田豊は笑顔でポーズ（撮影・郡司　修）
Photo By スポニチ

　パンサラッサ（牡6＝矢作）で世界最高賞金レースのサウジカップを制した吉田豊が1日朝、美浦トレセンに凱旋した。

　関係者の祝福を受けた47歳は、「まさか、こんな日が来るとは。矢作先生には“楽しんで乗れ”と言ってもらって…。（サウジCは）日本人騎手が自分だけだったので誇りを持って乗りました。パンサラッサらしい競馬ができた」と笑みを浮かべた。

　騎手には賞金の10％（国内は5％）が配分され、これまでの経験、技術を注ぎ込んだ渾身の1分50秒で稼いだ額は約1億3000万円。吉田豊の昨年のJRA獲得賞金は5億2346万円（17勝）で、自身の取り分はそのうち5％の約2617万円だった。サウジカップでとてつもないビッグマネーをゲット。大金の使い道について「レース前は関係者と“勝ったら車を買おうかな”と話していたのですが（笑い）。ゆっくり考えたい」と話していた。