【蒲郡ボート「G2レディースオールスター」】出口舞有子“妹キャラ”卒業間近

[ 2023年2月22日 04:50 ]

白いボディコンワンピースで盛り上げる出口舞有子
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 【君こそスター候補】クイーンズクライマックス連覇の田口節子、史上初の女子SGウイナーである遠藤エミ。脈々と受け継がれ、進化してきた強く華麗な女子レーサーの系譜。ここでは新時代を担うダイヤの原石を発掘。初回は開会式で魅せた出口舞有子(30=愛知)をピックアップ。

 第1回のファン投票38位・木村紗友希が着用したことから始まった“ミス38位”伝統の白いボディコンワンピースをまとい、セレモニーを盛り上げた出口。その直後の開幕戦1号艇は魚谷に捲り差しを許し2着と悔しい結果に。「自分のミス。でも、足は悪い感じはしない。落ち着いてレースをしたい」と前を向いた。

 今節は地元・愛知勢の最年少。「愛知は自分から(石原)凪紗ちゃんまで間が空いてるけど、5月に2人デビュー予定で後輩女子が増えてきた。今まで教えてもらってばかりだったけど、これからは教えることもあると思う。しっかりしないといけない」。“妹”ポジションは卒業間近。「ペラ調整が合ってる時と、そうでない時の差が激しいのが課題。ペラ重視でやってきたけど、もっと突き詰めてやりたい」。後輩に頼もしい背中を見せるべくA級復帰、そして21年2月以来となる3度目のVを目指す。

 ◇出口 舞有子(でぐち・まあこ)1992年(平4)12月11日生まれ、愛知県出身の30歳。愛知支部所属の117期生。2015年11月に蒲郡でデビュー。20年12月、住之江で初優勝。1メートル58。血液型O。昨年6月に倉持莉々の兄と結婚。「無事に帰る」ことを大事にするようになった。

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2023年2月22日のニュース