サウジカップ追い切り パンサラッサはラストでフィニッシュも、矢作師は納得顔「日本とダートの質が違う」

[ 2023年2月22日 16:10 ]

パンサラッサ
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 本番に向け、ダートの感触をしっかり確かめた。サウジカップ(25日、ダート1800メートル)に出走するパンサラッサ(牡6=矢作、父ロードカナロア)は22日、キングアブドゥルアジーズ競馬場のダートコースで最終追い切りを消化した。

 バスラットレオン(1351ターフスプリント出走)、コンティノアール(サウジダービー出走)と3頭併せの予定だったが、序盤飛び出したものの、中盤から追走する形となり、一番ラストでフィニッシュ。ただ、動きを見届けた矢作師は「日本でダートの実績はないけどサウジのダートはまるで違う質なので、そのあたりは心配していません」と、うなずいた。

 昨年はドバイ、香港と海を渡った。海外初挑戦となったドバイターフは果敢にハナを奪い、ゴール前は外から迫るロードノースを抜かせることなく1着同着。異国でG1をものにした。

 前走・香港カップはスタート後から押してハナを主張したが、直線は伸び切れず10着。今年初戦は20年師走S11着以来、2度目のダートに狙いを定めた。

 矢作師は「旅慣れた馬なので輸送は何の問題もなく、こなしてくれました。いつものこの馬の形で競馬ができることを願っています」と積極策を思い描く。ドバイターフの再現へ。思い切った競馬で再び中東の地を沸かせる。

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2023年2月22日のニュース