【有馬記念1週前追い】イクイノックス豪快!楽々半馬身先着、ルメール大満足「パーフェクト」

[ 2022年12月15日 05:20 ]

ウッドチップコースで追い切るイクイノックス(撮影・郡司修)
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中央競馬の1年を締めくくるグランプリ「第67回有馬記念」が、いよいよ次週25日に迫った。美浦では今年の天皇賞・秋を制した3歳代表イクイノックスが、クリストフ・ルメール(43)を背にWコースで豪快な動きを披露。父キタサンブラックとのGP父子制覇へ、順調な仕上がりをアピールした。

 コース開門の午前7時。真っ白な霧がコース全体を覆う中、イクイノックスが僚馬セントオブゴールド(5歳3勝クラス)と共に、スタンド前からWコースに一番乗り。すぐに霧の中へと姿を消す。向正面は視認できなかったが、時計比較から約1秒後方からの追走。次に姿を現したのは、直線残り200メートル。既にパートナーと併走状態。手応えに余裕を残しながら、楽々と半馬身先着した。

 「パーフェクト」。引き揚げてきたルメールは、木村師を見つけると馬上からサムアップ。報道陣が囲むと「追い切り見えた?」と気遣う。首を横に振ると「無理しないで調教できた。3角からペースアップ。最後だけ併せたが、馬が自分から伸びてくれた。フットワークも呼吸も良かったです」。五里霧中でお手上げの報道陣に、調教内容を丁寧に説明した。

 6F81秒1は先週(84秒1)より3秒早い計時。木村師は「全体時計は気持ち速くなっていいという指示だった。考えていた通りの調教ができた」と、順調な調整ぶりをアピールした。春は強い負荷をかけると、皮膚病の症状が出た。体質の弱さと向き合いながらの調整。「なかなか思うように進められなかった」と師は振り返る。そんな中でも皐月賞、ダービー2着と結果を残した。ひと夏を越して体質も改善。「馬もしっかりして、今回は帰厩後も体調が安定している」と師は目を細める。

 3歳代表として歴戦の古馬に挑むグランプリ。「ここからレースまでの10日間が長い。一日一日を有意義に過ごして、より良い状態にしたい」。指揮官は表情を引き締めた。

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