【佐賀・鳥栖大賞】11日出走 新設重賞覇者に兵庫の豪傑エイシンニシパを本命視 予想印を公開

[ 2022年9月9日 12:00 ]

重賞勝利数15回を誇る豪傑エイシンニシパ
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 地方全国交流の注目の新設重賞「第1回鳥栖大賞」(距離2000メートル・1着賞金800万円)が11日6R(18時05分発走)、移転開設50周年を迎えたナイター開催の佐賀競馬場で行われる。秋冬の地方競馬古馬長距離路線を占う意味でも大注目の一戦だ。

 ◎④エイシンニシパ 兵庫競馬の最多重賞勝利数15回を誇る豪傑。特筆すべきは春の佐賀古馬重賞「はがくれ大賞典」を4度制している点だ(現在2連覇中)。好相性の佐賀2000メートルで鞍上はエイシンニシパを知り尽くす吉村智洋。道中は中団前辺りでスムーズに運び、直線に向いて鋭く首位に躍り出るとみた。

 ◯⑤スマイルサルファー 早々に頭角を現し3歳時の昨年6月園田重賞「兵庫ダービー」を制した。兵庫3歳王者として臨んだ9月名古屋重賞「西日本ダービー」もV。今年3月「はがくれ大賞典」はエイシンニシパに次ぐ4馬身差の2着。近走の内容なら逆転圏内におり自在に立ち回る。

 ▲⑦ドゥラリュール 前走8月佐賀重賞「九州チャンピオンシップ」は好位から早めに抜け出して連覇達成。中長距離でも先行できるスタミナと瞬発力を兼備しており、重賞2連続4度目のVへ地元大将として今回はいつもの逃げスタイルで遠征陣をおさえにかかる。

 ☆⑩ウインユニファイド 10歳馬だが前走6月名古屋「トリトン争覇」で重賞初Vを含めて5戦連続で2連対中と元気一杯だ。佐賀はJRA時代の昨年2月「佐賀記念JpnⅢ」で5着に入着しており侮れない。
 
 △②タイサイ 重賞勝ちはないがJRA時代はダートで4勝をマークした。昨年10月大井に移籍。前走6月園田2400メートル重賞「六甲盃」は1着馬から4分の3馬身差の2着。一発の可能性を秘めている。

 <スポニチアネックス予想班>

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2022年9月9日のニュース