【凱旋門賞】タイトルホルダー 横山和を背に貫禄2馬身先着

[ 2022年9月9日 05:00 ]

3頭併せで追い切る横山和騎乗のタイトルホルダー(中央)(撮影・西川祐介)
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 凱旋門賞(10月2日、仏パリロンシャン、芝2400メートル)に挑むG1・3勝馬タイトルホルダー(牡4=栗田)が横山和を背に追い切りを行った。Wコースで6F82秒8~1F11秒7(馬なり)。6馬身先行したラストサムライ(4歳2勝クラス)を内から余力十分に豪快に抜き去って、貫禄の2馬身先着だ。

 横山和は「宝塚記念(1着)が終わってから初めて乗りましたが、気持ちと体のバランスがうまく取れていた。気持ちが変に先行しているわけでもなく、順調に来ている。帰ってきたばかりなので当たり前の重さや緩さを感じますが、これで良くなってくると思う」と上々の感触を得た様子だ。

 栗田師は「心身ともに大人になってきた。うまく休みを取って底上げできている。まだ競馬まで時間があって、普段乗せるタイミングより前なのでギャップはあったかもしれないが、いい動きだったと思う」と納得の表情。9日から検疫厩舎に移り、来週14日に国内最終追い。16日に成田空港から出国する。横山和は今月中旬に渡仏予定。栗田師は17日に出国して、現地で調教の指揮を執る。

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2022年9月9日のニュース