【セントウルS】チェアリングソング 関西調整で体調キープ、青木師「動きや時計も十分」

[ 2022年9月9日 05:30 ]

坂井瑠を背にCWコースで追い切るチェアリングソング(撮影・亀井直樹)
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 【東西ドキュメント・栗東=8日】栗東を拠点に取材をしている記者にはオレンジ地に黒字で数字が刻まれたゼッケンを見るのはまれ。木曜朝、新谷がスタンド1階に下りると、セントウルSに出走する関東馬チェアリングソングの姿を発見。追い切りは坂井を背にCWコース単走、しまい重視で6F87秒3~1F11秒8。時計は目立たないが四肢を大きく伸ばし、力強いフォームで駆け抜けた。

 栗東には4日から滞在しているという。青木師は「馬体の維持がメイン。春先に比べて数字は減っているけど見た目はいいし、体調は悪くない。今朝の動きや時計も十分です」と栗東滞在の狙いを語り、納得の表情を浮かべた。

 前走・北九州記念はしまい勝負に懸けたものの13着に敗れた。師は「勢いをつけた時にブレーキがかかったのが痛かった。エンジンのかかりが遅いので、広いコースはいい。開幕週が鍵だが、展開が向いてほしいね」と本番を見据えた。尾張の舞台で自慢の末脚がさく裂するか。

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2022年9月9日のニュース