【岸和田・G3大阪・関西万博協賛】山本 2年ぶりG3制覇「一歩一歩階段上ってG1優勝を」

[ 2022年8月8日 04:55 ]

大阪・関西万博公式キャラクターのミャクミャクと一緒に喜びのポーズを取る山本
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 岸和田の大阪・関西万博協賛競輪決勝は7日行われ、山本伸一(39=奈良・101期)が打鐘先行した高久保雄介の番手から抜け出し、20年10月の松戸ナイターG3以来、2年ぶり2度目のG3優勝を決めた。

 レースは高久保―山本―土生―南―簗田―松岡―山口―岡本―伊藤で周回。残り2周で岡本―伊藤が上昇、松岡―山口が続く。車を引いた高久保は中団を確保。打鐘で高久保が勢い良く先制して山本が続く。最終ホームで土生―南が巻き返しを狙うが、力強く踏み上げた高久保は土生を前に出させない。外に浮いた土生は失速。南は高久保―山本の3番手に下りて松岡と並走になる。最後は高久保の番手から抜け出した山本が迫る南を封じてゴールを駆け抜けた。

 「いい結果を残すことができてうれしい。今日は周回中から高久保君のやる気がバンバン伝わってきた。もうちょっと技術があったら3着に残せていたかもしれない。直線はあまりよく覚えていないが、練習の成果を出そうとしっかりと踏んだ」と振り返った山本。「ウイークポイントを見つめ直して、苦しい嫌いな練習に取り組み、心も鍛えられるようにしてきた。オールスター(西武園、9~14日)には出られなかったが、競輪祭の権利を得られたのでチャンスを生かしたい。一歩一歩階段を上ってG1優勝を狙いたい」と話した。

 《次走》優勝した山本と2着南は奈良F1(15~17日)、3着の松岡は高松F1(18~20日)。

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2022年8月8日のニュース