【函館・G3ミリオンナイトC】坂本貴 15年目のG3初V ライン固めた北日本の仲間に感謝

[ 2022年8月8日 04:55 ]

G3初優勝を飾った坂本貴
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 函館のミリオンナイトC決勝は坂本貴史(33=青森・94期)がG3初優勝を飾った。

 レースは新山のスタートで嵯峨―坂本貴―新山―佐藤―山田の北日本勢が前。松川―坂本亮―岡田―川口の順で周回。赤板から松川―坂本亮が上昇するが、嵯峨が突っ張る。松川は再度踏み込むものの嵯峨が合わせて主導権を握る。松川は坂本貴の外並走の流れになったが、坂本貴がさばいて番手をキープ。松川は外に浮いて不発。嵯峨―坂本貴―新山―佐藤―山田の北日本勢ペースで最終周へ。6番手の岡田が踏み上げたが不発。嵯峨がスピードに乗って直線に入り、坂本貴が番手有利に直線抜け出して優勝。2~4着を北日本勢で独占した。

 坂本貴は「嵯峨君に全て任せていた。責任感のある位置(ライン5車の番手)だったので、狙われることも考えて腹をくくって臨んだ。前で頑張ってくれた嵯峨君、ラインを固めてくれた先輩の佐藤さんと山田さん、そして(弟弟子の)新山君のおかげです」とラインの仲間に感謝した。

 08年7月デビュー。15年目のG3初優勝は「素直にうれしいです」。オールスター競輪2勝、グランプリ1勝の父・坂本勉(57期=引退)が師匠のサラブレッドは「(今後の)目標はいろいろあるけど、北日本の一員として頑張っていきたい」と一戦一戦に集中。さらなる高みを目指していく。

 《次走》優勝した坂本貴史と3着の新山将史は宇都宮F1(17~19日)、2着の佐藤友和は高松F1(18~20日)。

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2022年8月8日のニュース