【児島・レディースVSルーキーズ】紅組が大接戦制した!個人戦は新開V「エンジンのおかげ」

[ 2022年5月11日 05:00 ]

団体優勝した寺田千恵
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 ボートレース児島の「レディースVSルーキーズバトル」は最終日の10日、第12Rで個人優勝戦が行われ、イン新開航(26=福岡)が6コースから攻めてきた吉川貴仁の捲り差しを封じて逃げ切り勝ち。今年早くも5回目の優勝を決めた。注目の団体戦は最後までもつれたが、優勝戦で2、3、4着を確保したレディース・紅組が勝利。合計43対26でルーキーズ・白組に競り勝ち、通算成績を5勝4敗とした。

 大接戦が続いていた団体戦は最終日も一進一退の攻防だった。5、7、9Rは男子ワンツー、6、8Rは女子ワンツーとお互いに全く譲らない。9R終了時点で紅組が23対22でワンポイント差のリードだった。

 得点増しとなる10R特選、11R特選を紅組が連勝すれば、12R優勝戦を待たずに紅組のVだったが、10Rを白組が勝利して勝負は11Rの着順に関係なく12Rまで持ち越した。優勝戦は12ポイント。ここを制した方が団体優勝となるファイナルは新開が逃げたものの、2着田口、3着川野、4着山川と続き、紅組がポイントゲット。最終的には17ポイント差で紅組が勝利した。女子団長の寺田は「最後まで面白かったですね。1周2マークで、女子3人が2、3、4着になった時の(女子の)歓声はすごかったですよ」と団体勝利賞の賞金10万円獲得に大喜び。

 個人戦は新開が優勝して“男の意地”を見せた。「1マークは一瞬ヒヤッとしたけど、最善を尽くして優勝できて良かった。エンジンのおかげですね」と笑顔。大外から強襲してきた吉川を封じたのは、まさに強烈な出足があったからこそ。超抜に仕上がった相棒41号機に感謝していた。

 ◇新開 航(しんかい・わたる)1996年(平8)2月12日生まれ、福岡県出身の26歳。118期生として、16年5月芦屋でデビュー。4走目で水神祭。初優勝は18年1月、芦屋一般戦。通算9V。同期は栗城匠、板橋侑我、宮之原輝紀ら。1メートル65、51キロ。血液型A。

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