【下関・G1競帝王決定戦】馬場 捲り差しV!得意水面で3度目のG1制覇

[ 2022年4月1日 05:30 ]

ボートレース下関開設67周年記念を制した馬場
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 ボートレース下関の開設67周年記念G1「競帝王決定戦」は31日、第12Rで優勝戦が争われた。レースは3号艇の馬場貴也(38=滋賀)が鮮やかな捲り差しで1Mを突き抜け、通算3回目のG1優勝を飾った。なお、2着は松井繁、3着には毒島誠が入った。

 馬場が持ち前のスピードを存分に発揮した。進入はスタート展示と同じ枠なりの3対3。2コースの江本がスタートでやや遅れたところを逃さず、1Mはシャープな捲り差しで突き抜けて「スタートをしっかり行って展開を突けたらと思っていた。イメージ通りの最高の展開になった。1Mを冷静に回れたのも足の裏付けがあったから」と充実の表情で振り返った。

 「下関は地元以上に好き」と話すほどの得意水面。新エンジン2節目でも調整は問題なかった。「下関でG1を勝ちたいと思っていたしうれしい。この時期は周年記念で呼んでもらえるのでいつも通りの調整で行った」と胸を張る。

 地元びわこG2秩父宮妃記念杯からの連覇で、今年は早くも5回目の優勝と絶好調の馬場。「年末のグランプリを意識して一生懸命頑張っていきたい」。ボート界屈指のスピードスターから目が離せなくなってきた。

 《次走》優勝した馬場貴也は4日からの宮島G1チャンピオンカップで瓜生正義、石野貴之、茅原悠紀、桐生順平らと激突する。松井繋、毒島誠は10日からの蒲郡G1オールジャパン竹島特別で原田幸哉、白井英治、池田浩二、平本真之ら強豪と優勝を争う。江本真治は7日からの浜名湖一般戦で石川真二、守田俊介、林美憲らが相手。金子拓矢は9日からの多摩川一般戦で仲口博崇、永田秀二、近江翔吾らが参戦。岡村仁は9日からの徳山一般戦で海野康志郎、柳生泰二、乙藤智史らと相まみえる。

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2022年4月1日のニュース