【船橋・ダイオライト記念】ノーヴァレンダ 逃げ切って重賞3勝目!地方馬13年ぶり制覇

[ 2022年3月24日 05:30 ]

ダイオライト記念で鮮やかに逃げ切り勝ちを決めたノーヴァレンダ。
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 JRA交流の長距離重賞「第67回ダイオライト記念」(G2)が23日、船橋競馬場で行われた。5番人気のノーヴァレンダが逃げ切り、3つ目の重賞タイトルをもぎ取った。地方馬によるこのレース制覇は09年フリオーソ以来13年ぶり。また、手綱を取った森、内田師ともにこの馬で制した報知オールスターC以来、今年2つ目の重賞制覇となった。

 外枠ながら好スタートを切るとハナを主張。内のメイショウカズサが2番手に控えると、すんなりマイペースに持ち込んだ。向正面でも手応えは絶好。自然と3コーナー手前からペースを上げると外を追い上げたダノンファラオと2頭の併せ馬の形に。直線で激しい叩き合いとなったが残り100メートルで競り落とすと後続を2馬身半振り切ってVゴールに飛び込んだ。

 「道中もうまく折り合いがついていたが、4コーナーでダノンファラオに外から並ばれた時は分が悪いかなと思った。それでもステッキに反応してくれて勝てたのは馬の地力。もう一つ上のレースで頑張りたい」と森。その視線の先にはG1制覇がくっきりと見えてきた。 

 ◆ノーヴァレンダ 父ダイワメジャー 母モンプティクール(母の父クロフネ) 牡6歳 川崎・内田勝義厩舎 馬主・キャロットファーム 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績17戦6勝(南関東5戦4勝) 総獲得賞金1億1954万4000円 重賞は報知オールスターCに続く連勝で3勝目。

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2022年3月24日のニュース