【京都記念】古豪アフリカン“ゴールド”の輝き、前で勝負

[ 2022年2月9日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=8日】京都記念は4歳からキャリア豊富な9歳まで多彩な顔触れ。7歳の古豪アフリカンゴールドはここ2走、重賞で存在感を示した。前々走・中日新聞杯は18頭立てのブービー人気ながら勝ち馬ショウナンバルディから0秒1差2着。前走・日経新春杯は好位から粘って5着と差し決着の展開で掲示板を確保した。西園正師は「前走は先行馬がバテる中、最後まで食い下がった。着差以上の内容だと思う」と振り返る。

 この日は軽快な脚さばきでCWコースを周回した。年齢を感じさせない馬体の張りは、状態の良さがひと目で分かるほど。「毛ヅヤがいいし、7歳でも若々しい。今が充実期なのかな」と笑みを浮かべた。

 阪神開幕週の奇麗な芝、逃げ馬不在のメンバー構成で展開の利が見込める。「前々で運んで粘り込みたい」。現在、北京五輪が開催中とあってゴールドがつく馬名は時期的にもピッタリ!?全休明けにもかかわらず早くも田村の気持ちは固まりつつあった。

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2022年2月9日のニュース