【佐賀 佐賀記念】8日発走 メイショウカズサ地方重賞3連勝狙う 有力馬を紹介

[ 2022年2月7日 05:30 ]

自慢の好出脚とスタミナを武器に地方重賞“3連逃”に照準定めるメイショウカズサ(C)JRA
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 夏の「サマーチャピオン」(Jpn3)と並ぶ佐賀2大レース冬の大一番「農林水産大臣賞典第49回佐賀記念」(Jpn3、中央地方交流・距離2000メートル・1着賞金2300万円)が8日・第8レースでゲートイン。

 昨年の第48回大会はクリンチャーが2着のアシャカトブに9馬身差をつける圧逃ショーを演じた。しかも2分05秒0のレコードを叩き出すおまけつきだった。クリンチャーを筆頭に掲示板をJRA勢が独占したが、過去10年で見ても1~3着は全てJRA勢。地方勢にとっては馬券圏内が遠いハイレベルな大会となっている。今年もJRAは強力布陣で地方勢が流れを変えるのは至難の業であると言えよう。

 中心は昨年7月「プロキオンS」(G3、小倉・1700メートル)を制し前々走9月「白山大賞典」(Jpn3、金沢・2100メートル)、前走11月「浦和記念」(Jpn2、浦和・2000メートル)を逃げ切ったメイショウカズサだ。決定力は今回メンバー中No・1。自慢の好出脚とスタミナを武器に地方重賞“3連逃”へピタリと照準を合わせる。

 ライトウォーリアも好位駆けを秘めている。オープン以上は1勝のみとまだ実績は目立たないが5歳馬で伸びシロは十分にある。ライトウォーリアと同様にケイアイパープルも展開1つで重賞初Vが可能な実力がある。前走12月の「名古屋グランプリ」(Jpn2、名古屋・2500メートル)ではライトウォーリアに先着している。

 地方勢では兵庫のスマハマが、佐賀の誇るスーパールーキー飛田愛斗とのコラボで一発を狙う。年末に重賞8V目となる佐賀グランプリ「中島記念」(1800メートル)を制した地元のグレイトパールは、勝手知ったる自身の庭でJRA勢にしぶとく食い下がるのみ。

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2022年2月7日のニュース