【びわこ・G2MB大賞】村松 G2初優勝、凡機を見事蘇生 クラシック出場権獲得

[ 2021年7月19日 05:30 ]

ボートレースびわこでG2初優勝のトロフィーを掲げる村松
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 ボートレースびわこ「G2びわこモーターボート大賞~スター候補襲来!~」は18日、第12Rで優勝戦が行われ、1号艇の村松修二(30=広島)がインから押し切り勝ち。1日のからつスポーツニッポン杯以来となる今年3回目の優勝、そしてG2初優勝となった。

 スタート展示では、戦前から前付け策を示唆していた6号艇の下河誉史が動いて1246/35の進入。だが、本番では他艇も譲らず6コース。枠なりオールスロー。イン村松にとっては願ってもない形。

 「ダッシュ勢がいなくなってラッキーでした。捲られることだけが怖かった。でも、そうでないと分かったら、自分のターンができました」

 2コースからコンマ12で先に踏み込んだ丸岡を封じる技ありのクイック先マイで勝負あり。絶妙な旋回に丸岡も「スタートは行けたけど、村松君が凄かったですね」と相手を称えるしかなかった。巧旋回を実現したのも凡機を蘇生できたからこそだ。「初日のキャリアボデー交換が効きました。あれは好判断でした」と言う。7月に入ってA1復帰し、これで4節連続優出で初のG2制覇。

 「いいリズムですね。次はSGで優勝したい」

 今回の勝利で、次の目標であるSG出場権(21年3月16~21日、大村クラシック)を獲得。先月のグラチャンで広島支部の大先輩・前本泰和が優勝し「前本さんと一緒に出たいし、追いつきたいです」と言葉は熱を帯びていた。

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2021年7月19日のニュース