“友道×ラウンドワン”第1号の大物フィデルが始動! 友道師「ハーツ産駒だけど早いうちから動ける」

[ 2021年7月1日 15:50 ]

1週前のCWコースでは、川田を背に最先着したフィデル(左)
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 名門・友道厩舎の2歳戦線が“開幕”だ! 日曜小倉5R(芝1800メートル)でデビューするフィデル(牡、父ハーツクライ)は、馬主が(株)ラウンドワン代表取締役社長の杉野公彦氏。昨年のセレクトセール1歳で1億9000万円(税抜)の高値が付いた本馬が、友道厩舎への預託第一号だ。トレーナーは期待を口にする。

 「ハーツクライの子はどうしても緩い馬が多いけど、この馬は早いうちから動けそう。気性は前向きだけど扱いやすい。小倉の1800メートルは合うと思うよ」

 6月30日の芝コースでの最終追いが圧巻だった。ラジオNIKKEI賞に出走する僚馬ジュンブルースカイ(3歳2勝クラス)を追走して首差先着。手応えに余裕を残しつつ、ラスト1F11秒5をマークした。

 「本馬場の走りを確かめたが、先週のCWより走りやすかったんじゃないかな。芝の方が良さそうですね」

 460キロ前後のバランスの良い馬体は、いかにも大物感がある。鞍上は今年の2歳戦で9戦5勝と絶好調の川田。間違いなくクラシックを意識できる逸材だけに、もはや勝ちっぷりが焦点と言えそうだ。

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2021年7月1日のニュース