【若松・ルーキーS】小池 トップS痛快カド一撃V!「優勝できたのでもう好きな水面」

[ 2021年6月29日 05:30 ]

カド一撃を決め笑顔の小池
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 ボートレース若松のルーキーシリーズ第9戦「植木通彦フェニックスC、第21回スカパー!・JLC杯オール進入固定」優勝戦が28日、第12Rで行われ、4号艇の小池修平(26=大阪)がカドから08のトップSを決め、捲って優勝。若松初出場初Vとなった。2着が5号艇・原村、3着は6号艇の入海で3連単は7090円ついた。

 準優で2着だったことが小池の負けず嫌いに火をつけた。「非常に悔しかった。巻き返すのは(優勝戦の)ここしかないと思っていた。勝てて、とてもうれしい」。トップSから一気に飛び出し捲り切った。圧倒的な集中力。執念の一撃だった。

 「1着か6着か。そういうレースをしようと。いい方にいって良かった」。伸びだけを求めて朝から懸命の調整。若松は初めての舞台で分からないことも多かったが、そこでかえって集中できた。気持ちを高めて突破した。「優勝できたので、もう好きな水面です」。笑顔が表彰台に映えた。

 「初めてだったが多少は名前を覚えてもらえたかな。これからも一走一走、ゴールまで諦めず頑張りたい」。小池修平。若松のファンはその名を強烈に胸に刻み込んだはずだ。

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2021年6月29日のニュース