【ダービー】牡牝2強に逆らうヴィクティファルス一発!

[ 2021年5月25日 05:30 ]

ヴィクティファルス(撮影・亀井 直樹)
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 この春「G1データMAX」は絶好調だ。指名馬が天皇賞・春、NHKマイルCと連勝、ヴィクトリアマイル(3着)、オークス(2着)も馬券圏内を確保した。5週連続へ。競馬の祭典もデータ班にお任せあれ!!

 今年は出走馬17頭のうち、10頭が乗り替わりで参戦予定。「ダービーは乗り替わりでは勝てない」は、有名なジンクスだ。1985年のシリウスシンボリを最後に、乗り替わりでのダービー制覇はない。86年以降、乗り替わりで挑んだ馬は【0・9・9・178】の成績。勝ち馬候補は継続コンビの7頭に絞られる。

 王道路線の皐月賞組は過去10年で【8・7・5・68】と圧倒。その取捨ポイントは着順より人気だ。器用さが求められる中山では力を発揮できず、東京への舞台替わりで巻き返すケースもある。皐月賞で「1~5番人気」だった馬の成績は【8・6・4・22】と安定。

 皐月賞組以外のダービーVは、京都新聞杯から参戦した13年キズナ、19年ロジャーバローズの2頭。同組からは15年2着サトノラーゼン、12年3着トーセンホマレボシも馬券に絡んだが、これら4頭は全てディープインパクト産駒。今年の勝ち馬レッドジェネシスもディープ産駒だけに要注意だ。注目のサトノレイナスは今世紀に入ってからではウオッカ(07年1着)、レッドリヴェール(14年12着)に続く、牝馬3頭目の挑戦。先輩2頭と同じ、桜花賞2着からの参戦になる。

 人気必至の牡牝2強に逆らい、ヴィクティファルスを本命指名だ。池添とのコンビ継続、皐月賞4番人気ならVチャンスあり。データ上も欠点なしのエフフォーリア、サトノレイナスがライバル。別路戦組からはレッドジェネシスをプッシュする。

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2021年5月25日のニュース