【大村・G2MB誕生祭】椎名 超抜仕上げ逃走G2初優勝!SGクラシック切符ゲット

[ 2021年5月25日 05:30 ]

G2初Vを飾り自身初となるSGクラシックの権利を手中にした椎名豊
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 ボートレース大村のG2「第25回モーターボート誕生祭~マクール賞~」は24日、第12Rで優勝戦が行われた。予選トップ通過から絶好の1枠を手にしていた椎名豊(32=群馬)が、超抜に仕上がっていた足を武器にイン先マイからライバルを突き放してG2初V。来年3月、当地で行われるSGクラシックの権利をゲットした。2着は村上遼、3着は赤岩善生が入った。

 快勝の椎名は「SGはずっと出たかったし、それだけを考えてレースに臨みました」とニッコリ。来年3月、当地で行われるSGクラシックの権利を得るために当然、気持ちは入っていた。ただ、決して簡単な優勝戦とはいかない。6枠の村上遼がチルト0・5度の伸び仕様にした上に、スタートはコンマ03のトップスタート。当然攻めてくる。椎名は「6番(村上遼)が見えて厳しいと思ったし、ターンもかなり外していると思う」と振り返ったが、インからしっかりと先に回った。「足はずっと良かったし、優勝戦に入っても一番出ていたと思います」。持ち味の調整力は健在で毎走、パワーをしっかり引き出していた。3日目には3勝目を飾り優勝ムード。予選トップ通過から準優、優勝戦と結果を残した。

 次走は来月3日から蒲郡で開幕する周年記念。「蒲郡は好きなので頑張ります」と、次はG1初優勝をもくろむ。113期生ではいち早く特別戦を制した椎名。今後もさらに成長して、来年3月のSGクラシックに乗り込んでくるだろう。

 【次走】優勝した椎名豊、赤岩善生、魚谷智之は6月3日からの蒲郡G1オールジャパン竹島特別に出場し、浜野谷憲吾、平本真之、羽野直也らと激突する。村松修二は6月26日からのからつスポーツニッポン杯で青木玄太、新田泰章らと対決する。黒井達矢は6月5日からの多摩川一般戦で江口晃生、深川真二らが相手。村上遼は30日からの芦屋一般戦で上平真二、郷原章平らと相まみえる。

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2021年5月25日のニュース