【オークス】ユーバーレーベン 無敗ソダシをついに撃破!ゴールドシップ産駒初のJRA・G1制覇

[ 2021年5月23日 15:44 ]

<東京11R オークス(優駿牝馬)>オークスを制したM・デムーロはユーバーレーベンの鞍上でガッツポーズ (撮影・西川祐介)
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 牝馬クラシック第2弾「第82回オークス」(G1、芝2400メートル)は23日、東京競馬場で行われ、ミルコ・デムーロ騎手騎乗のユーバーレーベン(牝3=手塚)がG1初制覇。無敗の桜花賞馬ソダシ(牝3=須貝)と4度目の対戦で初勝利を飾り“樫の女王”に輝いた。ゴールドシップ産駒としても初のJRA・G1制覇となった。

 勝ったユーバーレーベンは父ゴールドシップ、母マイネテレジア(母の父ロージズインメイ)の血統。通算成績は7戦2勝。重賞は3戦連続3着(阪神JF、フラワーC、フローラS)と1勝馬ながら好走を続けていたが、待望の2勝目がG1タイトルに。ソダシには4度目の対戦(札幌2歳S2着、アルテミスS9着、阪神JF3着)で初めて勝利し、ゴールドシップ産駒初としても嬉しい初のJRA・G1制覇。

 馬主の(株)サラブレッドクラブ・ラフィアンは2013年のNHKマイルC(マイネルホウオウ)以来8年ぶりのJRA・G1制覇で、牝馬でのJRA・G1制覇は初の快挙となった。

 鞍上のM・デムーロは昨年のNHKマイルC(ラウダシオン)以来となるJRA・G1通算33勝目。オークスは7度目の騎乗で2019年ラヴズオンリーユー以来、2度目の優勝。

 管理する手塚師は、今年のNHKマイルC(シュネルマイスター)以来となるJRA・G1通算8勝目。オークスは初制覇となった。

 ▽オークス 英国のオークスを模範に1938年(昭13)創設。戦前は阪神優駿牝馬として旧鳴尾競馬場で開催。戦争による中断を挟み、戦後46年に東京で優駿牝馬として復活。当初は秋開催も53年から現行の春開催に変更された。

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