【香港チャンピオンズデー】デアリングタクト軽やか仕上げ 松山「気が入ってきた」

[ 2021年4月15日 05:30 ]

松山弘平騎手を背にCウッドで単走で追い切るデアリングタクト
Photo By 提供写真

 来週の香港チャンピオンズデー(25日、シャティン)に照準を合わせる日本馬の国内最終追い切りが行われ、クイーンエリザベス2世カップのデアリングタクトは角馬場からCWコースへ。軽やかなフットワークでスピードに乗っていく。馬なりでキビキビ動き、6F80秒6~1F11秒9で駆け抜けた。2週続けて騎乗した松山の感触がいい。

 「動きは良かったし、集中して走れていました。気が入ってきたので、それがいい方に出れば」

 昨年ジャパンC3着後、放牧を挟んで今年初戦の金鯱賞は首差2着。休み明けの上、重馬場にてこずりながらも地力は示した。杉山晴師は「今朝ジョッキーが乗ってスイッチが入りました。今のところ順調なのでトラブルなく現地に到着してほしい」と来週末を見据える。予定通り3冠牝馬が初の海外遠征へ。15日に栗東を出発して関西国際空港から飛び立つ。

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2021年4月15日のニュース