【ペガサスJS】マイネル軍団総帥・岡田氏にささぐワンツー！1着マイネルレオーネ、2着トラスト

ペガサスジャンプSで1着のマイネルレオーネ（左）と2着トラスト（撮影・西川祐介）
Photo By スポニチ

　中山8R・ペガサスジャンプSは19日に他界した「マイネル軍団」の総帥・岡田繁幸氏の関連する馬でワンツーとなった。優勝したのは繁幸氏が86年に立ち上げた「サラブレッドクラブ・ラフィアン」（現在の代表は長男・紘和氏）所属馬の4番人気マイネルレオーネ（牡9＝清水久）。懸命に粘る岡田繁幸氏名義の2番人気トラスト（牡7＝長谷川）をゴール寸前で差し切った。

　レオーネ騎乗の平沢は「こんなにゲートを出たのは初めて。見えない何かがあったのかも」と故人にささげる勝利を喜んだ。

　2着トラストの長谷川師は騎手時代、デビュー日の93年3月1日にマイネサマンサで初騎乗＆初勝利の深い縁。トラストには19年3月の開業時から中村均厩舎の助手として携わった。長谷川師は「残念です。勝ちたかったですけど、繁幸社長に牧場の方々とともに、一生懸命ケアをしていただきました。休み明けでしたが、その愛情に馬も応えてくれたと思います。開業するにあたって、これだけ素晴らしい馬を管理させていただき、感謝しかありません」と話していた。