【徳山・中国地区選手権】茅原 G1・7V!悪天候の中で快ショット「しっかり逃げようと思っていた」

[ 2021年2月18日 05:30 ]

<徳山>G1連覇を達成し、トロフィーを手に笑顔の茅原悠紀
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 ボートレース徳山のG1「第64回中国地区選手権」は17日、12Rで優勝戦が行われ、圧倒的な人気を背負った1枠の茅原悠紀(33=岡山)が見事な速攻を決めてG1・7V(通算45、今年初)を達成した。なお2着は白井英治、3着には寺田千恵が入線した。

 湿った雪に加えて、強風が吹き荒れる悪コンディションで最終日は5Rから安定板を装着、7Rから展示1周、本番2周に短縮された。そんな中で行われた優勝戦は、コンマ10の快ショットで1M先手の茅原がぶっちぎった。コンビを組んだ29号機は出足、行き足が上々。早速、そのパワーを発揮した。予選道中こそ1勝止まりだったものの、オール3連対で乗り切ったのはさすが。予選を2位で通過し、準優11Rを逃げ切ったが、直後の準優12Rでシリーズリーダーの白井がまさかの2着敗退。茅原に優勝戦ポールポジションが転がり込んできた。

 レース後のインタビューで茅原は「誰にでもチャンスはあるんじゃないかと思う水面だったと思う。巡ってきている1号艇だったのでしっかり逃げようと思っていた」と振り返った。それでも、1Mのターンに関しては「失敗しましたね。50点の出来です」と反省も忘れず「休み明け2節だし、調子に乗らず、しっかり走ります」。この優勝でリズムアップは必至だ。

 最後に茅原は「今年はエンジン出しもしっかり頑張って、年末に向けていいレースができるように」と力強く締めくくった。

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2021年2月18日のニュース