【多摩川・G1関東地区選手権】桐生順平 3度目の関東チャンプ獲得へ

[ 2021年2月18日 05:30 ]

多摩川優勝戦1号艇を手に入れた桐生
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 多摩川ボートのG1「第66回関東地区選手権」は17日、10~12Rで準優勝戦が行われた。

 10Rは後藤翔之(34=東京)が2コースから差し切って快勝。インの上村純一(40=群馬)が2着に残り、自身初のG1優出を達成した。

 3艇Fが発生した11Rは飯山泰(42=東京)と浜野谷憲吾(47=東京)による地元ワンツー。最終12Rは予選1位の桐生順平(34=埼玉)が深インを克服して逃げ切り、前付けを行った江口晃生(56=群馬)が差して2着に入った。

 優勝戦1号艇を手に入れた桐生は、初日から5日目までオール連対と安定した走りを継続。優勝戦も江口の前付けは避けられないだろうが、すでに2日目ドリーム戦と準優12Rで乗り切っている。イン速攻で締めくくり、3度目の関東チャンプの座をつかみ取りそうだ。

 1号艇・桐生順平「エンジンはバランス型。準優は展示タイムが出ていなかったし、抜けている感じではない。レース足はいいと思う」

 2号艇・後藤翔之「調整を合わせられて、準優は良かった。行き足から伸びで余裕があった。回った後も上村選手と同じくらいあった」

 3号艇・飯山泰「足で負けることはない。スタートの行き足、レース足がいい。回った後、伏せ込むところくらいの足がいい。微調整」

 4号艇・上村純一「ターン回り、乗り心地を含め、足は全体的にいい。スタート勘は大きくはズレていない」

 5号艇・江口晃生「行き足はいいが、レースだと伸びられる。優勝戦に入ると分が悪いと思う。最低限の乗り心地はある。スタートはコンマ10~15を目標に行く」

 6号艇・浜野谷憲吾「バランスが取れて上位の次。スタートしやすいところがいい。乗り心地も問題ない。微調整でいい部分を探す」

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2021年2月18日のニュース