【先週の新馬戦】テーオーラファエロの力強い末脚、ロードプレジールは大きなストライドで1着同着

[ 2020年12月8日 05:30 ]

 師走の中山、阪神、中京の3場開催が開幕。新馬戦は土日で9鞍だが、総括してメンバーレベルは高くなかった印象。

 日曜阪神芝2000メートル戦は1着同着となった。テーオーラファエロは芦毛で見た目に余裕のある体つき。道中は子供っぽさを見せたが、荒れた馬場を気にせず力強い末脚。ロードプレジールは均整の取れた好馬体。好位の外で折り合いスムーズ。エンジンのかかりは遅いが加速すると大きなストライドで脚を伸ばした。

 日曜中山芝2000メートルのアオイショーは直線で外から一気に差し切った。折り合い、口向きなど若さは目立つが、その分の伸びしろは見込めそう。ダート1800メートルのスカイナイルは3馬身半差の快勝。レースぶりは粗削りだが、ダート路線で楽しめそう。

 中京芝1400メートルのヤマニンルリュールは1分20秒9のコースレコードで圧勝。発馬、コーナリングなど若さが目立つものの、将来性は十分。

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2020年12月8日のニュース