11年は南関クラシック2冠の3歳クラーベセクレタがV

[ 2020年12月3日 05:30 ]

2011年は地元船橋の女傑クラーベセクレタが快勝
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 クイーン賞は1955年(昭30)に創設された船橋伝統の重賞競走。南関グレード制施行の95年、G3(現在表記はS3)に。97年にはダートグレード競走の統一G3に格上げされた。実施時期は2004年以降は12月に定着し、船橋ケイバ年末の恒例競走となっている。また06年はダートグレード初のハンデキャップ競走に変更。

 最初にG3として開催された97年は地元馬マキバサイレント(北川厩舎、石崎隆騎乗)が制覇。99年に蛯名正騎乗で勝ったファストフレンド(JRA・高市厩舎)は翌00年、牡馬一線級相手の帝王賞と東京大賞典(G1)も快勝した。

 歴代優勝馬は00年プリエミネンス(JRA・伊藤圭厩舎、柴田善騎乗)、05年グラッブユアハート(JRA・畠山吉厩舎、安藤勝騎乗)、09年ユキチャン(川崎・山崎尋厩舎、今野騎乗)、10年ミラクルレジェンド(JRA・藤原英厩舎、岩田康騎乗)など、名牝ぞろいだ。

 さらに11年は牝馬にして南関クラシック2冠を達成したクラーベセクレタ(船橋・川島正厩舎、戸崎騎乗)が3歳で強力ライバルを退ける快挙を達成。昨年はクレイジーアクセル(大井・渡辺和厩舎、吉原騎乗)が、地方所属馬としては8年ぶりの優勝を果たした。

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2020年12月3日のニュース